フイルムカメラでも1990年代の頃は電子手帳を使って調整を行っていました。
AF調整やズ-ム調整とか温度によってカメラが膨張したり収縮することによる
ピントの微妙な変化によるピントの誤差を電子手帳を使って調整していました。
いずれはパソコンによる調整になるのですが
それまでは今では考えられない方法で修理していました。
電子手帳の取り扱い説明書です。
この調整修理に必要な変換機のRICOHマイポート330スーパーとRICOH R1のコネクターです。
今でもこのような調整用器具を大切に所持している人は少ないのではないでしょうか。いずれはGR系のDNAを遺伝する前のフイルムカメラのR1です。
今もデジカメのGRⅠ~GRⅢへと変貌し、その系統は脈々と受け継げられています。