木下カメラサービス
フィルムカメラの修理をしています。

初めまして!

連絡先メールアドレス kino.came@k4.dion.ne.jp

仕事を趣味にしたようなもので
カメラを触っているだけでいつも機嫌がいいです。

RICOH関係の修理、特にRICOH AUTO HALFと
ロシア LOMO-LC-A LOMO LC-A+などの
カメラ修理をしています。
修理の様子を説明したブログです。

かつてリコー修理代行店 オリンパス修理認定店
キャノン部品供給店をしていました。

デジタルカメラやスマホの普及により
フイルムカメラは衰退の一途となり
かつてのメーカーとの契約を解除することとなり
フリーランスとして仕事をしています。

どうぞよろしくお願いします。

LOMO LC-Aカメラ修理の依頼を受けました。

「故障内容」

電源供給不良→限りなくオーバーホールに近い分解修理
前カバーと上カバービス外れ→交換

カメラを一度分解して
コードが外れかかっていたのでハンダし直しました。

シャッターも切れ、ファインダー内ランプも点くようになりましたが
修理完成したと思い、しばらく置いておくと、また作動不良状態になりました。

そして、再び分解しました。


コード分解の様子です。

シャッターユニットまでバラバラに分解し
AEマグネットとレリーズ接点、シャッター基盤
トリガースイッチ、シンクロ接点を清掃しました。

カメラ全体の点検、清掃、調整を行いカメラを組み立てましたが
LOMO LC-Aには良くありがちなのですが
絞りが開いたり、開かなかったりしている内に
まったく作動不良になりました。

このカメラ修理からは学ぶものが多かったです。

何度も分解している内に分解、組み立てのスピードが次第に速くなりました。

また再び、LOMOの修理をする時はスムーズに分解する自信がつき
技術向上を実感しました。